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あなたは大丈夫ですか? 風疹ワクチンの話

こんにちは、培養室です。

今日は「風疹」のお話をします。新しい顕微鏡の話は、はい、来週にはきっとします、たぶん、

 

風疹が流行する兆し 厚労省、予防接種の徹底を呼びかけ

 朝日新聞DIGITAL(https://www.asahi.com/articles/ASL8G6G0CL8GULBJ00Q.html?iref=pc_ss_date)

風疹流行の恐れ「予防接種の徹底を」 患者の多い年代は

 朝日新聞DIGITAL(https://www.asahi.com/articles/ASL8G7KW2L8GUBQU00Q.html?iref=pc_ss_date)

2日にわたり、こんな記事が掲載されたのをご存知ですか?

4月に沖縄などで麻疹(はしか・ましん)の流行が話題になりましたが、今度は風疹が流行りつつあるのだそうです。

 

昔は子供がよくかかる病気でしたが、現在では30〜50代の成人男性の発症が多くなっています。定期接種の対象ではなかった人が大人になって感染・発症しているためで、特に男性患者は女性の3倍にものぼるそうです。

子供が罹患した場合、稀に脳炎などを発症させる点を除けば軽い症状で済むことが知られています。対して、大人になると症状そのものも重くなったり、ひどい関節痛を併発するなど、回復するまでに長い時間が必要になる場合もあるそうです。まあ風疹でしょ、と甘く考えていると痛い目を見るかもしれません。

ワクチンの定期接種の対象になってからは大規模な流行こそ減っていますが、海外で感染した人が国内に持ち込んだ例などが報告されています。

 

また、風疹は先天性風疹症候群を起こすことでも知られています。

少し前の話になりますが、漫画・ドラマ『コウノドリ』でも触れられ、話題になりました。妊娠中の女性(特に妊娠初期の方)が風疹に感染すると胎児も感染し、白内障や心疾患、難聴など様々な障碍の原因になります。先天性風疹症候群はワクチンで防げること、感染・発症すると治療の手立てがないことが語られていました。

風疹を防ぐには、ワクチンの接種が非常に効果的です。
(※【注意】ワクチンの接種後2ヶ月は避妊が必要だとされています。接種に関するリスクなど、詳しくは医師とご相談ください。※2018/08/28追記)

 

妊娠希望がある女性だけワクチンを打てば良いのでは? とおっしゃる方もいるそうです。しかし、稀に抗体を得られない人もいます。その人のところまで「わたし」が風疹ウィルスを運ぶ、というのはぞっとしない話ですよね。

 

社会全体を風疹から守るためには、男女問わずワクチン接種を受けることが重要だとされています。
ワクチン接種を受けたかどうか覚えがない方は、一度確認されてみてはいかがですか?

この記事を書いた人

培養室

培養室

不妊治療・体外受精専門のなかむらレディースクリニックの医師や培養士が監修

なかむらレディースクリニックは、不妊でお悩みの方々に安心して不妊治療、体外受精をうけていただくためのクリニックです。朝8時から診察し、平日は木曜日を除いて夜7時まで受付をしています。日曜日、祝日も年末年始以外休まずに診察し、多忙な方でも相談していただきやすい不妊治療を目指しています。

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