
不妊治療を頑張る自分への接し方
2023年07月28日不妊治療中は、治療のスケージュールが優先され生活のペースが変わって、家事や仕事、趣味の時間など今までしていたことができなくなることも多いと思います。 更に治療が予定通りに進まなかったり、思い通りの結果が得ら
一般不妊治療とは主に、タイミング療法と人工授精(AIH)を指します。
初期検査で明らかな異常を認めない場合、タイミング療法を行っていきます。
初期検査で何か問題が見つかった方でも二次検査・加療の結果に応じて、タイミング療法を行う場合もあります。
市販の判定キットや基礎体温によるタイミングと、実際の排卵の時期が異なるのはそれほど珍しいことではありません。当クリニックでは、血液ホルモン検査と超音波検査を用いることで、正確に排卵日を推定します。
さらに、排卵日近くになると、GnRHアゴニストの点鼻薬を用いて排卵刺激を行い、より確実にタイミングが合うようにします。
ヒューナー検査が陰性だったけれど、精液検査に大きな問題がない方(軽度の男性因子の方など)に有効です。
タイミング療法と同様に血液検査と超音波検査で卵胞の状態を確認し、適切な時期を厳密に推定します。必要に応じて排卵誘発剤を使用する場合があります。
人工授精予定日には精液が必要になります。もし予定が合わない場合はあらかじめ精子を凍結しておくことも可能です。(精子凍結をご希望の場合は、お電話にて予約を受け付けております。)
持ち込まれた精液を培養士が密度勾配法で洗浄・濃縮し、不動精子や奇形精子をある程度除去します。精製した精子を細いチューブ(カテーテル)を用いて子宮内部に注入します。