不妊治療・体外受精専門・なかむらレディースクリニック

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不妊治療・卵子凍結保存

卵子凍結保存

卵子凍結保存卵子凍結保存・なかむらレディースクリニックは、大阪にある不妊治療・体外受精専門のクリニックです。

卵子凍結について

卵子凍結保存写真

現在パートナーがいないけど、将来の妊娠に備えたい方へ

女性が高齢化すると妊娠しにくくなる最大の原因は卵子の加齢です。
卵子は新しく作られることがありません。そのため、加齢とともに卵子の残り数が減っていきますし、加齢によるダメージが蓄積します。
生まれた時に200万個あった卵子は、思春期には30万個まで減少します。そして、排卵があってもなくても1日30~40個自然に減少します。(グラフ1)
また、加齢による卵子のダメージの蓄積ですが、卵子のダメージにより、35歳をすぎると急速に妊娠率が低下し流産率が上昇することが知られています。(グラフ2)

女性の一生と卵子の数の変化

卵子凍結保存女性の一生と卵子の数の変化
グラフ1:生殖医学会ホームページより

ART妊娠率・生産率・流産率 2018

卵子凍結保存ART妊娠率・生産率・流産率 2018
グラフ2:ARTデータブック2018(日本産婦人科学会)より改変

35歳より妊娠率が低下し、流産率が急上昇する原因は、卵子に加齢によるダメージが蓄積し、卵子の染色体異常の割合が急激に増えるからです。48歳になると妊娠率は限りなく0%に近づいてきます。卵子の加齢による、数や質の低下は、外見上の見た目とは関係がなく、だれにでも起こる現象なのです。

30歳から40歳台前半の方で、現在さしあたって結婚の予定がないけれども、将来の妊娠に備えておきたい方にとって、卵子凍結は非常に有効な方法です。この年代の方は、仕事でも重要なポジションにあり、すぐにパートナーがみつからない、あるいはすぐに妊活をできないといった悩みがある世代です。将来に不安があり、卵子凍結のことが気になった方は是非一度ご相談ください。

当院では、20年以上前から、がんなどの悪性疾患の治療のため卵巣機能が失われる可能性がある方を中心に、卵子凍結の経験を重ねてきました。がん治療をされている方はすでに抗がん剤の治療をされている方も多く、そのような場合の採卵は健康な方の採卵に比較すると非常に高度な排卵誘発方法の工夫や採卵技術が要求されます。また、採取できる卵子の数も、治療時間も限られるため、失敗が許されません。私たちは長年にわたり難しい症例を多数経験することで、技術の向上をはかってきました。そしてこの経験の蓄積をいかして、当院独自の凍結方法、融解後の受精方法(ダイレクトICSI法)を開発して臨床に応用し、良好な成績を収めています。
白血病を中心としたがん患者さんの治療後の出産成績、症例数は全国有数です。また、骨髄移植後の出産例も3例経験しており、全国トップクラスです。
一般的には、通常の体外受精より凍結卵子を用いた体外受精は妊娠率が低下するといわれていますが、当科では通常の体外受精と変わらない妊娠率を達成しています。(表1参考)

表1. 卵子凍結融解後の成績

  • 年齢 (凍結時)

    37.4 ± 6.4歳

  • 融解卵子数

    185個

  • 受精率

    74.7%

  • 妊娠数

    17例

  • 妊娠率 (%) / 移植

    37.8%

  • 出産数

    12例

  • 出産数 (%) / 移植

    26.7%

卵子凍結保存についてのクリニックコラム

column一覧

卵子凍結の方法

卵巣刺激ののちに採卵を行い、成熟した卵子を凍結します。ここまでは通常の体外受精と同じ過程です。詳しくはこちら

成熟卵子の凍結

当クリニックでは、これまでの未授精卵凍結技術を独自に改良し現在の凍結・融解方法へ辿り着きました。過去の凍結方法では、卵子の周りを覆う細胞(顆粒膜細胞を少しだけ残していましたが、現在は周りの細胞を全て取り除き、成熟卵(MII期)であること確認して凍結しています。

凍結前の卵子

卵子凍結保存顆粒膜細胞が少し残った卵子
顆粒膜細胞が少し残った卵子
卵子凍結保存顆粒膜を完全に取り除いた卵子
顆粒膜を完全に取り除いた卵子

凍結融解後の高い妊娠率

凍結融解後、卵子の生存率は当院では約90%です。また、凍結卵子を受精させる場合、顕微授精が必ず必要となります。一般的に未受精卵融解後の受精率は、新鮮卵に比べて劣ります。
しかしながら当クリニックでは、未受精卵を融解後、迅速に顕微授精させる方法 (ダイレクトICSI法) を考案し、凍結卵子からの妊娠率を飛躍的に上昇させました。未受精卵の場合、凍結、融解、回復 (元の大きさ) し、しばらく待っている間に融解した卵子が変性 (だめになってしまう) してしまう場合があります。
ダイレクトICSI法は、その現象を逆手にとり融解した卵子の回復を確認後すぐに顕微授精する方法です。
一度凍結融解した卵子に顕微授精を行うことは、技術的に難易度が高いのですが、迅速かつ繊細に行うことにより変性を防ぐことができるのです。
なお、このダイレクトICSI法が有効なメカニズムについてはまだよくわかっていませんが、早期に精子を注入することで受精卵内に変化がおこり卵の変性を防いでいるのではないかと考えています。
この技術を用いることで新鮮卵と同等の妊娠率を得ております。(上記表1参照)

大事なこと

卵子凍結で大切なことは、卵子を凍結することだけであれば、どの施設でも大きな差がない、ということでしょう。凍結卵子融解後の顕微授精操作、培養技術により妊娠率が大きく変わってくる点が、非常に重要です。当院では、難易度の最も高いがん患者様の卵子凍結、融解、顕微授精に長年にわたり真剣に向き合って技術を蓄積した結果、非常に良好な妊娠率を得ています。卵子凍結で最も大切なことは、この点であることを忘れずにいてください。

Q&A

卵子を何個くらい凍結すればいいのでしょうか?
凍結卵子1個あたりの妊娠率は凍結した年齢により変わってきますが、4.5%〜12%とされています。Coboらの研究では、35歳以下であれば凍結卵子15個で累積の妊娠率が82.5%、35歳以上では凍結卵子11個で35.6%であったと報告されています。そのため、10〜15個を凍結卵子数の目安としていますが、その人の年齢、卵巣機能、希望に応じて相談して凍結卵子数を決定しています。
卵子の凍結保存は何才ぐらいできますか?
卵子凍結する年齢が若い方が妊娠率は高いのですが、40代でも諦める必要はありません。その方の状態にあわせて、妊娠率のデータをお示しして相談します。( オンラインでの不妊相談も行っておりますので、ご利用ください。)
卵子は何年ぐらい保存できますか?
基本的には半永久的に保存できますが、凍結の期限としては、「人間の生殖可能年齢を超えない」ことが日本産科婦人科学会のガイドラインで示されています。そのため、50歳ぐらいを凍結保存期間の限界と考えてください。
保存期間が長くなれば、妊娠率は低下しますか?
保存期間が長くなっても卵子が劣化することはありません。つまり、保存期間が長くなっても妊娠率は低下しません。30歳の時に凍結すれば、10年後、20年後にも30歳の時の妊娠率が期待できます。つまりこの点が卵子凍結の有利な点なのです。
引っ越しなど転居した場合はどうなるのですか?
凍結卵子は、受け入れ先施設があれば、冷凍した状態で引っ越し先の受診される施設に移送することが可能です。海外への発送も可能です。ただし、卵子凍結をしている施設は多いのですが、融解後の妊娠、出産症例が豊富な施設は限られているのが現状です。もし、引っ越し先から通院が可能であれば、多少遠方であっても、当院で治療を継続することも可能です。
凍結融解卵子を用いての体外受精(顕微授精)、胚移植では、3回か4回の通院ですみます。胚移植の日もご都合の良い日にあわせることができ、その他の通院日もある程度融通がききますので、実際、凍結後に遠方より当院まで治療に通われる方もおられます。
料金はどれくらいかかりますか?
料金表をご参照ください。月経開始後から、診察、検査、薬剤、採卵、凍結などにかかる費用の概算は、約20~60万円程度です。(凍結卵子数:2~20個の場合を想定)
※凍結までにかかる費用は、使用する薬剤量やとれた卵子の数、必要な診察回数などにより変動します。
また、凍結保存延長料として、年間55,000円(税込み)かかります。保存料は液体窒素の原価により変動する場合がございます。

オンラインでの不妊治療相談

ご自宅にいながら、不妊治療を専門とする医師と不妊相談が可能です。
インターネットの環境と専用アプリがあれば、どこからでもご利用いただけます。

受診しようと思いながらもなかなか行く気になれない方、
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