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チクチク痛は着床の兆候??~その②

チクチク痛/着床痛があると妊娠が成立しているのでしょうか??

 

随分前にコラムに書いたのですが、みなさんとても気にされているようですので着床痛(チクチク痛)について再度お話します。
以前の記事その①よく聞かれる質問 〜着床の兆候(着床痛・チクチク痛)について〜

 

当院では、二人目不妊の方も多くなってきています。
二人目を妊娠された方が、「一人目の時は着床時時期にチクチク痛があったのですが、今周期はチクチク痛がなかったので妊娠していないと思っていました。」といわれることが時々あります。

 

着床痛(チクチク痛)は医学的な根拠はありません。
受精卵(胚盤胞)は子宮内膜に「めり込むように」侵入して着床します。

着床痛のイメージ

そのため、痛みが起こるようなイメージができるのかもしれません。

しかしながら、受精卵は非常に小さく「めり込む」のも急激に起こるわけではないので着床に伴って痛みがでるわけではないのです。

 

このような痛みは偶然、あるいは子宮の収縮によるものなのです。
お子様を希望される方は特に自身の体の状態について過敏になっているので、ちょっとした変化も気にされるのでしょう。

 

「チクチク痛」がないからといって妊娠していないとは決して考えないで下さい。
特に、ホルモン補充周期胚移植をされた方は、妊娠が成立している可能性がありますので、医師が中止の判断をするまでお薬は継続してください。
お薬を自己中断される事で、流産してしまう恐れがあります。

近いうちに、今度は医学的に認められる着床にまつわるお話をしたいと思います。

 

後編、着床にまつわるお話。後編【着床期出血】

この記事を書いた人

院長 中村嘉宏

院長 中村嘉宏

不妊治療・体外受精専門のなかむらレディースクリニックの医師や培養士が監修

なかむらレディースクリニックは、不妊でお悩みの方々に安心して不妊治療、体外受精をうけていただくためのクリニックです。朝8時から診察し、平日は木曜日を除いて夜7時まで受付をしています。日曜日、祝日も年末年始以外休まずに診察し、多忙な方でも相談していただきやすい不妊治療を目指しています。

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