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ある物質が精子凍結液に添加されると精子生存率がアップ?

こんにちは、培養室です。

 

精子の凍結は、普段の治療でも行われています。

人工授精や体外受精の際に、出張などで当日に精液が準備できないこともままあります。そうならないように予め精子を凍結保存しておけば、治療時に用いることができます。しかし、一度凍結された精子の生存率は100%とはいかず、人によって生存率には大きな差が見られます。

 

海外の論文では、精液検査所見不良の男性から採取された精液を凍結する際に、ミオイノシトールというビタミンBに類似した物質を加えることで凍結精子の生存率が向上するとの報告があります。

 

Clin Exp Reprod Med 2018;45(4):177-182

Increased cryo-survival rate in ejaculated human sperm from infertile men following pre-freeze in vitro myo-inositol supplementation

ミオイノシトールは、グルコース6リン酸という糖分から体内で生成され、様々な働きを持っています。

過去には、顕微授精を行う際にミオイノシトール を添加することで胚のクオリティーが上昇したとの報告もあります。ミオイノシトールは、女性の不妊に関わる部分でも紹介されることが多いです。

 

女性の不妊とミオイノシトールについてはまたの機会に紹介したいと思います。

 

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培養室

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不妊治療・体外受精専門のなかむらレディースクリニックの医師や培養士が監修

なかむらレディースクリニックは、不妊でお悩みの方々に安心して不妊治療、体外受精をうけていただくためのクリニックです。朝8時から診察し、平日は木曜日を除いて夜7時まで受付をしています。日曜日、祝日も年末年始以外休まずに診察し、多忙な方でも相談していただきやすい不妊治療を目指しています。

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