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当院についてCLINIC

クリニックコラム

2018.05.19
たまごの培養方法について

こんにちは、培養室です。
今日は、日々胚を培養しているdish(胚を育てるための器)やその環境についてお話しします。

 

培養する方法について

胚培養をする時、胚をdishに入れてからインキュベーターで培養します。

dishに入れる方法にもいくつか種類があって、当院では従来、培養液でドロップを作って培養する方法(ドロップ培養)をとっていました。また、ひとつのドロップの中にひとつずつ胚を入れる方法(個別培養)と複数の胚を入れる方法(集合培養)がありますが、当院では胚は個別培養を行なっています。それは、dishを持って移動する時、インキュベーターの些細な振動など、色々な原因で胚が移動して、どれがどれだか判らなくなってしまう可能性が高いからです。


同時に、集合培養にも利点があります。集合培養では、パラクライン効果(他の胚との相互作用/ひとつの胚の、自分自身に対する相互作用をオートクライン効果と言います)によって胚の発育が促され、全体の発育が向上することが知られています。

 

昨年から個別培養と集合培養、両方の良いところを兼ね備えたdishを導入しました。

dishの中にもう一枚小さいdishが入っていて、内側のdishの底には胚がひとつ入る程度のくぼみが作られています。 そのくぼみにひとつずつ胚を入れて、現在はその上でタイムラプスインキュベーターで培養しています。

このdishによって集合培養のようにパラクライン効果を期待しつつ、胚の個別培養が可能となりました。
今後もプラスになることはどんどん取り入れて、よりよい培養環境を目指して頑張ります。