PGT-Aの勉強会に参加してきました。
こんにちは。
毎週末同じ話をしてるような気がしますが、また台風が発生しましたね。
その手の心配をしなくていい時期に早くなってほしいものです。
さて、表題の通り先日9/15-16に群馬で行われた勉強会に参加してきました。
1日目は非常に良く晴れ、遠くの山々まで見渡せました。写真は会場から見えた(たぶん、おそらく)赤城山です。
ところで、PGT-AってPGSやPGDのことなの? 全部違うもの? と聞かれることがあります。
確かにややこしいですよね。これらはいずれも着床前に診断を行うものですが、調べるものが異なります。
旧名称がPGS/PGDで、新名称としてPGT-A/PGT-M・PGT-SRが採用されました。2017年にESHREで改められ、日本では2018年に採用されています。
非常に簡単に説明すると以下の通りです。
・PGS(着床前遺伝子スクリーニング)
→ PGT-A(着床前胚染色体異数性検査:染色体の数的異常を診断)
・PGD(着床前診断)
→PGT-M(着床前単一遺伝子疾患検査:特定の遺伝子異常を診断)
+PGT-SR(染色体構造異常検査:特定の染色体構造異常を診断)
PGT-Aの勉強会では、知識や技術的な講義に加えて、患者の会の幹事さんや遺伝カウンセリングを行なっているカウンセラーの方の講演を伺うことができました。PGT-Aに対する患者さんの立場からの思いや願い、PGT-Aに関する実情をお聞きすることができ、非常に有意義な会でした。