こんにちは、培養室です。

春が少しずつ近づいていますね、皆さん体調管理は大丈夫ですか。

 

今日はなかむらレディースクリニックで2018年に行われた移植の成績を紹介したいと思います。

比較のために2017年の成績と共に下記に示したいと思います。

 

2018年と2017年の妊娠率を比較すると分割胚移植、胚盤胞移植どちらも2018年の妊娠率が高いことがわかります。

当院では、2018年からタイムラプスインキュベータの運用が始まりました。タイムラプスインキュベータを導入したことで今までよりも胚を詳しく観察し、得られた多くの情報から移植に適した胚の選択をすることができるようになりました。同時に、胚にとってより良い環境となるよう改革したことが2018年の妊娠率向上に繋がったと考えています。

 

今年は電子カルテも導入し更なる情報の連携を目指しています。

より多くの方が妊娠・出産に至るよう努力していきたいと思います。