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クリニックコラム

2019.03.24
未受精卵の凍結融解胚移植~がん生殖医療学会での発表内容~

こんにちは、培養室です。

先日のコラム(第9回がん・生殖医療学会に参加しました。)にて日本・がん生殖医学会に参加したことを紹介しました。

今回は、学会での発表の内容についてお話したいと思います。

 

 

参照:日本・がん生殖医学会ホームページ;http://www.j-sfp.org

 

 

発表した演題名は

「10年間の未受精卵凍結保存中に骨髄移植を受けその後融解移植し妊娠した2症例」

です。

 

なかむらレディースクリニックには、白血病や乳がんなどの治療前に卵子を凍結することを希望する患者さんが来院されます。

がんの治療を受ける中で抗がん剤や放射線治療の影響で卵巣がダメージを受けて卵子が発育しなくなってしまうことがあるためです。1名の方は治療のために卵巣機能不全となってしまいましたので、がん治療後に卵子を採取することは難しかったと考えられます。

2人の患者さんは骨髄移植を受ける前に未受精卵を凍結し、無事治療が終了した後に結婚され凍結していた卵子を融解し顕微授精を行いました。移植後に妊娠が成立し、無事に出産されています。10年以上の長期に渡って液体窒素内で保存されていましたが、融解後は凍結前の状態に戻ったので凍結技術の偉大さを改めて感じました。

卵子が劣化せず長期間保存できることは、がん治療と向かい合う患者さんにとって大きな力になると学会でも発表されました。私たちは培養士としてこれからもがん生殖医療に携わっていきたいと思います。