最近読んだ本
こんにちは、培養室です。
もう11月も下旬になり、今年が終わりそうでとても早く感じます。
今日は最近読んでいる本を紹介したいと思います。
ユヴァル・ノア・ハラリ著のホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来です。なかなか読む機会がなかった本ですが、ついに読むことができました。
上下2巻に分かれていますが、第1章では受精卵を検査し正常な胚を見つけ出す、遺伝子を操作し驚異的な才能を持つヒトが生まれる、デザイナーベイビーへと繋がっていくといった内容の記述がありました。
初めは致命的な遺伝子の選別と取り換えがあり、次の段階として修正が挙げられていました。著者は小刻みに歩みを進めながらデザイナーベイビーへカタログへと進んでいくと記していました。
私たち培養士が携わる生殖医療では、常に生命倫理について考えておかなければなりません。色々な事を改めて考えさせられる一冊でした。
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