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クリニックコラム

2020.05.10
凍結融解胚盤胞移植の妊娠率②

こんにちは、培養室です。

早速、先週の続きから。

 

このグラフは2019年に胚盤胞で凍結できた胚を移植した場合の妊娠率です。

先週ご紹介したグラフと同様に年齢が高くなるほど妊娠率は下降していきます。確率に少しの違いはありますが有意な差とはいえませんが、どの胚を検討するかによって結果が少し変わります。

 

次は採卵あたりの妊娠率のグラフです。採卵件数から妊娠率を導き出す方法で、一度の採卵で多くの胚盤胞が凍結できて移植のチャンスを増やすことができると高くなる傾向にあります。

2019年に実施された胚盤胞で凍結する治療周期を元に、凍結した胚盤胞が1個でも妊娠成立となれば妊娠例と見なします。その一方で、採卵周期に胚盤胞で凍結することができなかった周期も含まれることになるので41歳以上の群では特に低くなる傾向にあります。 

 

次のグラフは2019年に採卵と凍結融解胚盤胞移植を実施し妊娠した方が、採卵日から妊娠した移植周期までどのくらいの期間を要したかを示しています。採卵周期と移植周期が連続しない場合(採卵した次の周期に移植しない)も含めての平均日数です。この日数が短いほど移植の回数も少なかったことが考えられ、35歳以下の群では妊娠した方は1回もしくは2回の移植であったと考えられます。年齢が高くなると妊娠に要する移植の回数も上昇し、結果妊娠までの日数が伸びる傾向があることが分かります。

 

不妊治療では、一回の採卵と移植がとても重要になります。ただ、妊娠率の向上を目指すだけでなく妊娠までに要する日数を短くする、より少ない移植回数で妊娠することができるようより努力していきたいと思います。