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クリニックコラム

2018.12.05
よく聞かれる質問 〜妊活中のお薬〜 インフルエンザワクチン編

こんにちは、院長の中村嘉宏です。

いよいよ年末ですね。

 

毎年、この季節になると「インフルエンザワクチンをうっていいですか?」という問い合わせが増えてきます。

では、結論から先にお伝えします。

 

「大丈夫です。」

 

数年前までは、インフルエンザワクチンは妊娠初期には禁忌でした。

これは、流産の懸念を否定しきれないという理由からです。

 

現在では流産のリスクを増やすこともなく、母子両方に対して安全性が証明されましたので問題ありません。

また、体外受精などの不妊治療に用いる薬にも影響しませんし、「飲み合わせの悪さ」もありません。インフルエンザを発症して高熱を出す方が、母子共に悪影響を受けますから、早めにワクチンで予防しましょう。

 

 

では次に、インフルエンザに家族がかかったなど感染のリスクが増えた場合はどうでしょうか?

 

インフルエンザの感染は、ワクチンを打っていても防ぎきれない場合があります。そのような場合には、抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)の予防的投与が日本産科婦人科学会で推奨されています

 

商品名で具体例を挙げると、タミフルやリレンザが該当します。

▶︎オセタミビル(タミフル):75mg錠を1110日間

▶︎ザナミビル(リレンザ) :10mgを1日1回吸入10日間

上記の処方が推奨されています。

もちろん、妊活中でも妊娠中でも安全に使用できます。

 

インフルエンザにかかってしまった場合でも、症状がでてから48時間以内に抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)を開始すると発熱期間が1〜2日短縮され、重症化を予防できるとされています。

妊娠中にインフルエンザを発症すると重症化しやすいため、早期に対応しましょう。

 

私が医師になったころは、このようなお薬や処方は一般的ではありませんでした。また、妊娠への影響もよくわかっていませんでした。現在では、ワクチンや抗インフルエンザ薬は、妊活中でも、妊娠中でも安全だとわかっています。

いい時代になりました。

最後に代表的な抗インフルエンザ薬をまとめて今回はここまでにします。

 

下記のホームページも参考にしてください。 

日本産科婦人科学会が妊娠している人もしくは授乳中の婦人に対しての新型インフルエンザ(H1N1)感染に対する対応Q&A(一般の方対象)PDF