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クリニックコラム

2018.11.17
育毛剤と男性不妊について

こんにちは、培養室です。

 

だんだんと日も短くなり寒くなってきましたが、少しずつ紅葉を感じられる季節になってきましたね。

この時期からインフルエンザワクチンの接種を検討している方もいらっしゃると思います。

インフルエンザワクチン・タミフル・リレンザなどの予防薬は妊活中・妊娠中でも安全に使用することができます。

当院コラムで中村院長がインフルエンザワクチンについて書いていますので、詳しくはこちらを参照してみて下さい。

https://www.towako-nakamura.com/clinic/column/?id=32

 

 

 

では、ここから今回の本題に入りますが、

育毛剤が男性不妊の原因になっているかもしれないことをご存知でしょうか!?

育毛剤には「フィナステリド」を成分とする内服薬や、「ミノキシジル」を成分とする外用薬などがあります。

 

今回は「フィナステリド」の内服を中止する前後で、精液やホルモン値について分析した論文をご紹介します。

 

Finasteride use in the male infertility population: effects on semen and hormone parameters.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24012200

対象は男性型脱毛症(AGA)のためフィナステリドを内服していた27人の男性不妊患者で、フィナステリドの平均治療期間は57.4ヶ月、平均用量は1.04mg/日でした。

フィナステリドの内服を中止する前後で精子濃度が平均11.6倍へ増加した。

重度の乏精子症(精子濃度が500/ml未満)の男性のうち57%は、精子濃度が1500/ml以上へ増加した。

精子数が減少した男性はおらず、ホルモン値や精子の運動性・形態に変化はなかった。

 

男性型脱毛症のフィナステリド内服は、低用量でも精子数の減少を引き起こす可能性があり、フィナステリドを中止すると大多数の男性において精子数は劇的に改善されたと報告されています。

 

男性ホルモンは脱毛の原因の一つになりますが、精子形成にはとても重要なホルモンです。

フィナステリドを内服されている場合は、一度医師までご相談下さい。