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クリニックコラム

2018.02.20
よく聞かれる質問 〜妊活中のお薬〜 インフルエンザ編

皆様、こんにちは。院長の中村嘉宏です。

使っていい? ダメ? 気になるお薬のこと

日頃診察を行なっていると、様々な質問をお受けします。
それは例えば、治療に関することですとか、日常の生活に関わることですとか……本当に多岐に渡ります。皆さんも受診される際に、気になることがあれば、遠慮せずに質問してみてくださいね。

中でもよく聞かれる質問の一つが「このお薬は大丈夫ですか?」というものです。

不妊治療中や妊娠中、あるいは妊娠している可能性がある時期に使用するのは、どんなお薬でも気になりますよね。

 

妊活中のお薬 〜インフルエンザ編〜

さて、今年は歴史的な寒波とあいまって、インフルエンザが大流行しています。
インフルエンザは毎年性質が変わり、また妊娠中には免疫力が変化することも加わって重症化しやすく、注意が必要です。

皆様は大丈夫でしょうか?
罹ってしまった時には、どうか大事を取ってしっかり休んでください。また、今季既に罹られた方が二度、三度と罹る場合もありますので、油断をせずに備えてくださいね。

 

では、本題です。
インフルエンザに関係するお薬についてみていきましょう。

結論からいいますと、インフルエンザワクチン、タミフル、リレンザなどの予薬剤は安全に使用できます。

まず、インフルエンザワクチンは、妊娠中のいずれの時期に使用しても大丈夫で、積極的な投与が推奨されます。よく、ワクチンを打ったのにインフルエンザに罹ったという話を聞きますが、インフルエンザワクチンはインフルエンザの重症化を防ぐのに最も有効な手段なのです。
つまり、インフルエンザワクチンを打ったあとにインフルエンザにかかったとしても、打たない場合より軽症で済みます。ですから、インフルエンザワクチンは積極的に接種してください。

 

特に、今年のようにワクチンが不足するときもあるので、流行する前に打つ方がよいでしょう。

 

また、インフルエンザに対するお薬である、タミフル、リレンザともに安全です。
ご家族にインフルエンザの方がいて心配な場合は予防的に内服してもいいでしょう。
(※但し予防的内服は保険適応がありません。)

 

また、ご自身がインフルエンザと診断された場合は発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬を開始してください。
48時間以降の使用や薬を使用しないでいる場合、48時間以内に薬を使用した場合に比べて重症化するリスクがそれぞれ5.8倍、4.3倍にもなります。(Nakai A et al: J infect 2011:62:232−233)

インフルエンザは、重症化すれば死亡する場合もあります。
1918年から1919年に猛威をふるったスペイン風邪は、世界の人口の3割が罹ったとされ、死者の数も、第二次世界大戦による死者数を上回るとされています。

 

身近な病気ですが重症化すると手強い病気ですので、妊活中でも積極的に予防を心掛けてくださいね。