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クリニックコラム

2019.05.04
子宮形態異常と不妊について

こんにちは、培養室です。

連日ニュースを見ていると、旅行や帰省などで遠方へお出かけになられた方が多くいらっしゃるそうですね。GW前からインフルエンザが一部の地域で流行っています。GWも残すところあと1日と少し、ゆっくり休養する時間も取ってくださいね。

 

さて、今週は子宮形態異常についてお話しします。

妊娠初期の胎児はウォルフ管とミュラー管という管を備えています。女性では、ミュラー管が分化していく形で子宮や卵巣へ進み、ウォルフ管は退縮します。(男性の場合はその逆で、ウォルフ管が分化し、ミュラー管が退縮します。)この2本あったミュラー管が進展・融合し、中隔を吸収することで、膣上部・子宮・卵管へ分化します。その過程で先天的に起こるのが、子宮形態異常です。

 

女性のおよそ5%の人は子宮形態異常であると言われています。様々な月経異常・月経痛、性交渉がうまくいかないなどの症状から受診されて発覚する場合もあれば、自覚症状がなく妊娠や他の病気を端緒に偶然見つかることもあるようです。異常の程度や場合によっては、不妊症や流産の原因になることもあります。

子宮が形成されない(低形成・欠損)場合の他に、分化停止時期が早いものから、重複子宮、双角子宮、中隔子宮、弓状子宮に分類されています。 この他、ミュラー管の片方の発育がうまくいかないことでできる単角子宮という形態もあります。

前回(コラム)引用したニュースの女性は、この中の重複子宮という状態でした。

重複子宮:子宮と子宮口が2つある状態

双角子宮:1つの子宮内に2つの内腔がある状態

中隔子宮:子宮の形は正常だが内腔に壁がある状態

弓状子宮:子宮底部が少しくぼんだ状態

単角子宮:通常左右対称な子宮が左右どちらか半分しかない状態

 

今回ご紹介した形態異常はほんの一例で、状態や程度によって様々な違いが見られます。

また子宮形態異常であっても、正常に妊娠・出産できる例も多く、必ずしも治療が必要になるわけではありません。もし、そうだと判明した場合でも、過度な心配をなさらずに、妊娠に向けてどう進めていくかパートナーや医師と相談してみてくださいね。